Excel(エクセル)の使い方、初心者はコピペで時短

素人の素人のためのエクセル取説ブログ。専門用語や英略語、カタカナ語はほとんど使いません。「こんな初歩的なことわざわざ解説しないでも」と思われるような記事にしたいと思います。

●8ケタ数字を日付データにして自動で本日の年齢を計算

生年月日を8ケタで表示しているデータに出会ったことはありませんか?


1955年3月15日生まれなら「19550315」となる8ケタ表示です。
右欄の年齢は、「61」と直接入力されています。
生年月日を8ケタで表示するのは、数字の途中に年月日や/(スラッシュ)等の入力をしないで、速度を追及して多人数の名簿を作っているからです。
ただし、前述のとおり日付と認識されておらず、年齢や勤続年数などの期間を計算することができません。

 

生年月日 年齢
19550315 61

 

生年月日の数値を「セルの書式設定」で、日付データとして表示させようとしたところ・・・

 

f:id:sosd:20170820125519p:plain

 

生年月日 年齢
############ 61

と、なります。

 

せっかく打ち込んで頂いた生年月日情報を活用するためには、日付として認識させる必要があります。

8ケタ数字を「日付データ」に変える方法

 

 
1

生年月日

(8桁数字)

8桁数字を

日付データ化

2 19550315 1955/3/15

           

=DATE(LEFT(A2,4),MID(A2,5,2),RIGHT(A2,2))

快説: A2セルの左から4ケタと、中央の2ケタと、右の2ケタを分ける。

 

f:id:sosd:20170820150431p:plain

日付データに変換できたら、年齢計算も期間計算も自動的にできるようになります。

 

手っ取り早く、

=DATE(LEFT(A2,4),MID(A2,5,2),RIGHT(A2,2))

を、コピーし、所要のセルに貼り付けてご使用ください。

 

定年後再就職して、最初につまづいたエクセルで作られた名簿でした。生年月日と年齢は入力してあるのですが、年齢は毎年更新しているようでした。(今は、改善されてます。)

次回は、データになった日付から、年齢を計算する方法を解説します。

初めてでも解りやすくをモットーにしております。わかりにくいところは改善したいと思いますので、ご質問・ご指導いただければと思います。